Blog 工事日記 (町場)【ルミデコール】

5月からいよいよ新年号ですね。
これから始まる令和も平成と同じく、皆様にとっても良い時代となると良いですね。

そんな平成の終りも近づく中、弊社では「三枝商店」様の壁の改修工事をさせて頂きました。
「三枝商店」は藤枝駅前にあるオシャレな雰囲気の豚肉料理とワインのお店です。名店で修業されたオーナーシェフが、南アルプスの伏流水で育った新鮮野菜を厳選し、こだわりのワインに合った料理を提供してくれます。
恋人とのデートや女子会のほか、お祝い事にもぴったりなお店です。
きっと大切な人との上質なひと時を過ごせると思います。

「三枝商店」
www.mitsueda.com/
おすすめです!!

今回の工事は、志太建材㈱成岡社長の「左官の壁をもっと見てもらいたい!」という熱い思いから実現しました。
構想を練ること約半年、お店の雰囲気に合い、なおかつ機能性にも優れ、お店にマッチした壁はないか、成岡さんと一緒に考えました。


Befor : 白いクロス下地でした。

沢山のカタログを読んで辿り着いたのが、四国化成工業㈱の「ルミデコール」でした。「ルミデコール」は左官の技と素材が織り成す模様を丹念に磨き上げ、表面に反映される光が柔らかな空間の広がりを演出してくれる、今流行の「磨き壁」です。


After : 暖かみや雰囲気のある壁になりました。

ホルムアルデヒドや悪臭を吸着分解する機能も備えていますので、飲食店には必要不可欠な、快適で心地よい環境づくりにも大いにお役立て頂けます。
さらには耐水性にも優れ、水拭きが出来る為、ワインが壁についてしまっても安心なんです!

今回は白とベージュのマーブルに鏝波をつけるという依頼だったので、少しでもオーナーのイメージに近づけるため何枚もサンプルを作ったり、練習も重ねました。


制作したサンプル。
現在も研究中。


磨けば磨くほど光が増します。(磨き過ぎは注意です!)


色や模様などを、いろいろと試しています。

施行にあたり留意した点は、手数が多くなって二色が混ざりすぎ一色にならない様に、模様付けの工程まで手数を少なく塗り終わるという事と、表面にクラックが入らないよう、塗厚には細心の注意を払いました。

お店の営業終了後の限られた時間の中で、弊社初のルミデコールの施行という事もあり、職人も皆良い緊張感を持って施行に当たることが出来ました。
完成後、「三枝商店」様から高評価を頂くことが出来ました。
また作業に取り組む姿勢も良い印象を持って頂くことが出来ました。

藤枝へお越しの際は、是非「三枝商店」へ足を運び、美味しいワインと共に弊社の施行した壁も見て、そして是非触って行って下さい。