今月は「新入社員に対する心構え」にテーマを絞り話し合いを行いました。
有り難いことに、先日インターンに来てくれた学生さんたち2名が4月から仲間になってくれることになったのです!
我が社にとっても非常に明るい話題!少しでも良い職場環境を整えていきたいという思いから、新人を育ててゆく事に社員一同で真剣に取り組む事を決意しました。。
そうはいっても、どこから皆に説明して進めていけば良いかわからない社長・・・。
力不足を感じます・・・。「ちーん・・・。」
それからはホームページを読み漁り、毎日猛勉強です!
全国の凄い左官屋さん達は一体、新入社員をどのように迎え入れ、会社に定着してもらう為にどのような事を行っているのか、調べてみました。そして、自分には想像も付かない事にチャレンジされている左官屋さんがたくさんある事を知りました。本当に尊敬の眼差しです!「凄いの一言!」
「良い会社の真似をする」
ここから始めようと、ただただ純粋に思いました。
東京の有名な左官屋さんの中に、「教育こそ中小企業が成長するためのカギになる」と説明されている会社がありました。
「左官業界は昔、職人の仕事は見て覚えるものであって教わるものではないという考え方が当たり前でした。もし一人前になれなかったり辞めてしまっても、それは全て本人の責任だと思われていたんです。それでは左官職人は減っていく一方。ただでさえ人が少ない時代に、せっかく左官に興味を持ってくれた人を育ててゆくにはどうしたらいいのか、と考えるのが育成の原点でした」と記載されておりました。
まさに、昔の我が社がこの古い体質でした。
そこでその左官屋さんは、「モデリング」と呼ばれるシステムを導入されたそうです。
モデリングとは、「お手本となる左官職人の動きを動画などで見て真似をします。それと同時に自分がどのように動いているか、作業の様子を撮影してもらい、映像を見る事で、お手本とのギャップを確認します。壁を塗る時の動きを先輩に見てもらい、塗る時のリズムや動きのコツをアドバイスしてもらいます。」
このサイクルを繰り返して練習するシステムの事です。
改善点を自分で発見する事で、モデリングの効果はてきめん。鏝の扱いがぎこちない新人も、数日で見違えるほど成長することもあるそうです。
また、新人教育は計画的に行い、一人前になったら記念品や成長の軌跡を記録したフォトブックを渡すなど、盛大にお祝いもしているそうです。
本人達のやる気を上げてゆく、この試みに本当に感心した次第です。
正直、我が社にはこのような考え方はありませんでした。真似をしようったって簡単に真似の出来る事ではないことは重々承知しております。
ただ、せっかく入社してくれる仲間達とより良い会社にしていくために、社員一同取り組んでいきたいと思いました。
我が社の定例会でも、今回のテーマに対し皆から積極的にポジティブな意見がたくさん出ていたので楽しみです。
頑張りましょう!!
新人教育について熱く説明する雄介。
今までの悪い体制と、これからの取り組み、
展望について話し合いました。
今後取り入れるモデリングの動画を視聴。
皆でイメージを共有しました!
新しい教育法も会社として全員で取り組んでゆきます。