心地よい風が吹き抜ける季節となりましたね。みなさまはいかがお過ごしですか？

今月初旬、弊社にご厚意いただいている木内建設株式会社様の新人研修の一環として、
左官業の紹介をさせていただきました。

今年で二回目となる催しになりますが、弊社としても貴重な経験をさせていただきました。

当日の様子をご紹介させていただきます。

まず、「左官」という職業とその仕事について、スライドにて講義させていただきました。

左官の歴史は非常に古く、日本では縄文時代からその技術が使われていたとも言われています。

現代においても住宅や商業施設、公共建築において重要な役割を担っている左官の仕事について、

新入社員の皆様には真剣なまなざしで耳を傾けていただきました。

ここからは、作業を実際に体験していただきました。

まずは、漆喰を使った「泥団子作り」。

左官業の中でも伝統ある素材、漆喰を使って泥団子を完成させます。

漆喰に絵の具で色を付け、表面を丁寧に磨き上げていくことで、まるで陶器のように光沢のある美しい泥団子が完成します。見た目以上に根気のいる作業ですが、楽しみながらも集中して取り組まれていました。

次に、「塗り壁」です。

左官屋さんといえば、の鏝を使って実際に壁を塗っていただきました。土に細かく切った藁、砂を混ぜた材料を
鏝に乗せて壁へ塗り付けていきます。

なかなか難しいのですが、あきらめず何度も挑戦してもらいながら壁を完成させていただきました。

これから数多の現場を経験される新入社員の皆様の、何かのお役に立てれば幸いです。

また、木内建設株式会社様、今年も貴重な経験の機会をいただき、誠にありがとうございました。