Blog 会社日記【技能五輪全国大会 観戦に行きました】

厚生労働省と中央職業能力開発協会主催、若手の技能者たちが各々の技術を競い合う大会『技能五輪』。

貴重な機会をいただき、今回その全国大会に観戦にいかせていただきました。

技能五輪は23歳以下のユースのみ参加できる、多種多様な部門に分かれた技能大会です。

機械作製、金属系の加工、服飾に至るまで多岐に渡りますが、その中に「左官」も含まれています。


左官以外にもたくさんの業種の大会が、同じ会場で同時に行われています

さて、左官業種の会場はこちらです。

左官業種の工程は二日間にわたって行われます。中央の自由課題を除き共通の寸法で仕上げを行います。


軽量鉄骨、石膏ボードの取り付けから仕上げの塗り付けまで、特殊左官におけるさまざまな要素を盛り込んだ難しい課題です。


気炎万丈、23歳までの大会ということもあり若々しい活力に包まれた会場でした。

二日間を通して見学させていただきましたが、会場の雰囲気はやはり真剣そのもの。熟練の職人の方々とはまた違う熱気で、鬼気迫るものがありました。

どの選手も非常に高いレベルで作業を行われており、それまでのたゆまぬ練習が感じられます。

普段の仕事ではあまり使われない技法なども多く、大変勉強になりました。

また、やはりどの選手も一様に作業場を常に綺麗に保っていたこと、どの作業も精度が高く戻りがないことが特に印象に残っています。今回の観戦を励みにするとともに、将来的に
弊社からも技能五輪出場者が現れるような環境作りにもまた力を入れたいと強く感じた2日間になりました。

担当:植地