コロナウィルスと花粉症によりマスクが手放せない日々が続きますね。
マスクのせいで眼鏡も曇り、注意散漫に・・・。
最近はコンタクトレンズを使用していますが、曇らない代わりに目がかゆい!
毎年の事ですが、早く花粉が納まってくれる事を願うばかりです。
普段工事で使用している胴ベルトの安全帯。2年ほど前からフルハーネスの安全帯(墜落制止用器具)の使用が厚生労働省から推奨されております。2022年1月2日にはフルハーネス着用義務化へと完全移行。それに向けて弊社もフルハーネス型墜落制止用器具特別教育を順次受講していっております。
近年、建設現場では足場もきちんと整備されており、綺麗で安全な労働環境になっています(足場を確認する現場監督さんや足場を組む鳶さんには感謝ですね!)。
ただ、そんな中でもまだまだ多いのが、高所作業時の墜落と転落による事故だそうです。厚生労働省の労働災害発生状況によると、毎年200名以上の死亡者、20,000名を超える休業4日以上の死傷者事故が発生しているそうです。
普段現場作業に従事している身で、このような事情を知らず、フルハーネス墜落制止用器具への取り組みも遅かったと、認識の甘さを痛感している次第です。
従来の胴ベルト型では、万が一の時には身体が「くの字」になってお腹で全体重を支える事になり、身体への衝撃が大きかったのです。対しフルハーネス墜落制止用器具は、ランヤードが肩甲骨のあたりに取り付けられているため、万が一の時にも直立した姿勢でいられ、衝撃も身体全体へ分散される事が分かりました。
地上作業が多い僕ら左官工には直接関係はないだろうと思っていましたが、「2m以上の高さで安全対策が取れない場合は、原則としてすべてフルハーネス型の着用が必要」と言う事も知りました。
事故が起きてからでは遅いという意識を再度社内全体で共有し、更なる安全意識の向上に努めて行きたいと思います。