先日、ふたつの展示会が静岡で開催され、職人引き連れ行って参りました。
まずは、ツインメッセにて開催された「三協アルミ 2018 新商品展示会」。
お目当ては、日本を代表する左官職人、挾土秀平さんのセミナーです。
「職人技継承と若者を育てながらの経営の難しさ」というテーマで、我が社も新人を入れた際に何かヒントになることがあればと思い、聞いてきました。
セミナーはスライドで多くの写真を使い、その写真の説明で進んでゆきます。
さまざまな作品への思いや発想、人との関わり、伝統と近代を併せ持ったこれからの建築など、熱く語る話は、驚きの連続で圧倒されました。普段から自然や文化、何気ない日常に目を向け、作品のヒントにならないかと考えておられるようでした。というか、それが身体に染みついているようにも感じました。
時間が押してしまい、若者を育てるお話があまり聞けなかったことがちょっと残念でしたが、多くの事を得られた貴重なセミナーでした。
その前の週、県内から集まった30名の庭師が手掛けた坪庭が展示されているとの事で行って来ました。
「天空の坪庭 in PARCHE」!
坪庭作品とその作り手を紹介する為の造園作家展でした。
個性豊かな作品が並んでおり、お客さんも老若男女と様々な世代の方々が大勢見えていました。
中には左官の技術を含んだ作品もあり、新たな活用法やレイアウトの方法など、勉強になることが多くありました。
来年も開催することがすでに決まっているそうです。
庭師の方々のエネルギーには本当に感心しますね。
僕達も自分たちの良い所をもっとアピール出来るように一層の努力をしていきましょう!
これからも視野を広げてさまざまな事を吸収し、社会に還元できるより良い会社にするよう頑張って行きたいと思います!!