秋晴れの候、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
毎月恒例となっている定例会ですが、今回は「中塗り」をテーマに据えました。
壁の大きな不陸を直す「目違い」の後、仕上げを施すための平滑な下地を作る「中塗り」作業。
「ちり」と呼ばれる、壁に対して四方の隅から基準の高さを決め、同じ塗り圧で平滑な壁を作っていきます。
今回は全体へのレクチャーを行い、村松左官工業としてのベーシックなやり方を再確認しました。

グループディスカッションも併せて行い、皆積極的に取り組んでいました。
弊社は幸いにも多くの仲間が恵まれているものの、それゆえに全員の手法を統一することは容易ではありません。
我々だけに留まらず多くの組織の方々が抱えるジレンマではあると思いますが、わかっている事でも再度の確認を時間をかけて行うことが肝要ではないでしょうか。
毎月行うこの定例会を通じて、安全への意識や作業精度の統一、さらなる向上に努めていきたいと考えています。
担当:植地