Blog 会社日記【トイレ改修(左官仕上げ)】

やわらかな日差しが心地よい季節ですね。
朝方、瀬戸川の堤防のもだいぶ咲きそろってきていました。
満開も間近です!

3月は工事が少し落ち着き、時間のある時に何を考えるか、社員一同の技術やモラル向上に何をすべきか、足りない頭を振り絞り考える毎日でした。

今回は、皆で1年以上前からストップしていた会社のお客様用トイレを左官工事で改修してみました。職人たちがさまざまな現場で経験してきた事を復習しながら、皆でアイディアを出し合い完成させました。
当時該当現場へは各自の持ち場が忙しく行けなかった人の為に、当時の写真や資料を見ながら、全員が共通認識を少しでも持てるように意識して取り組みました。デザインや色などを考えるのがこんなにも難しく、上手くいかない物なんだと痛感した次第です。良い物を見たり触ったりする事が、感性を養うために必要な事だと感じました。

まだまだセンスのない仕上がりですが、皆のアイディアを少しだけ紹介させて下さい。


床:
人造研ぎ出し仕上げ
皆で少しずつ勉強してきた研ぎ出し!奥が深いです。本当に難しい!
天台も研ぎ出した物を加工して設置してみました!


腰壁:
掻き落し仕上げ(名古屋市公会堂風)
目地を入れ、岩肌の様に掻きました。
目地の中も黒い材料を一本一本塗っているんですよ!
サボテンとも合っていてカッコ良くなりました!


壁:
現代しっくい仕上げ
以前講習会で勉強してきた現代しっくい。
まだ既調合の材料を触ったりパターンを付けたりしていない人もいたので、
勉強してきたことを共有出来ればと思って作業しました。

今後も、全員で品質向上に取り組んで参ります!