Blog 会社日記【8月度定例会を行いました】

空も秋色を帯びてまいりましたが、お変わりなくお過ごしでしょうか?
暑さも峠を超え夏の疲れが出る頃ですので、ご自愛下さいますようお祈り申し上げます。

先日、8月度の定例会を開催致しました。
今月は、現在施工させて頂いている現場で一番多い作業「コンクリート打放補修」についてを取り上げました。施工法や仕上がりの程度について、全員で再度確認と共有をする為です。
また、公共工事の為、普段とは勝手の違う所も多々あり、品質を統一確保出来るよう材料の使用箇所やルールについても話し合いました。

― 各自が普段の打放補修で意識している所 ―

A:目違いの際、塗り際は鏝で押え、目違いによる段差が出ないように意識している。
B:戻り仕事とならないよう、自分が塗った所は最後確認して回るように意識している。
C:大壁で塗り継ぎが乾いて段差にならないよう、タイミングや塗る順番を声掛けするよう意識している。
D:出隅や入隅、床との取合いが絡む場合は、塗る順番を考えて施工するようにしている。
E:目違いでは、一番高い所がどこにあるか考えて塗る事を意識している。
F:チームワークが大切なので、躯体に変な箇所がある場合は職長や先輩に報告し、見落としが無いように注意している。
G:作業後に目地のクソを切ることを忘れる事が多かったので、注意している。
H:サンダー掛けやクソ切り後は下が汚れるので、最後の掃除は忘れず意識している。
I:まだまだ鏝使いが難しいので、一塗り一塗り丁寧に塗る事を意識している。
J:補修は目違いが仕上げの程度に大きく作用するため、目違いを丁寧にする事に注力している。

話を皆から聞いていると、やはり戻り仕事を作らないためにも、確認と準備が大切だという意見が多く聞けました。
工期の短い現場では、次工程の業者へ、綺麗にダメが無く渡していく責任があります。
全員が、自分はダメを絶対作らないという気持ちが伝わってきました!
安心とともに嬉しさも感じることが出来ました!


皆、絶対に戻りを出さない為に何をすべきか、
真剣に話し合いました。
徐々に品質へのプライドも芽生えてきた事が
感じられました。

また、使用材料については金額についても少しだけ説明しました。
使用数量の多い現場では、少しずつでも無駄をなくしていく為の創意工夫も必要だと感じたからです。はじめて知った皆も、「今後はもっと材料も大切に使おう!」と話してくれていました。

さらに今の現場では、木材の額縁やパーテーションなど、決して汚せない仕上げ材が取り合ってくる難度の高い箇所が多々あります。そのような箇所での養生テープの張り方や取り方までレクチャーし、キズや汚れを少しでも減らす為の努力もしていこうと話合いました。養生テープ一つとっても「粘着性」「幅」など、色々とあることも分かりました。
普段無い作業で、意図的に意識させていく必要性も感じています。
ただ、全員が意識することが出来れば、より良い品質の仕事が出来るはずです!
頑張って声掛けしていきましょう!


養生テープについての勉強。
剥がし方のレクチャーを真剣に受けるヒロさん。
テープを剥がすだけなのに緊張する
と、手が震えていました。

年度末に向け忙しくなってきましたが、体調管理に気を付けて
皆で良い年を迎えれるよう頑張って行きましょう!