Blog 工事日記 (町場)【研ぎ出し】

梅雨の季節となりました。
左官屋にとっては雨は死活問題!!
毎日、天気予報と格闘しております!!

そんな雨も気になる今日この頃ですが、先日弊社では床の研ぎ出し工事をさせて頂きました。研ぎ出しは工程が多く手間と工期がかかるため、近年では施行されることが少なくなっています。弊社でも、過去に幼稚園や保育園の手足洗い場など、施行させて頂いたことは数回しかなく、とても貴重な経験となりました。
有難いことです。誠にありがとうございました。

今回感じた事や、研究して覚えた事を社内に還元するために、会社トイレの床で研ぎ出しを行いました。
はい、また社長の思いつきです・・・。すいません・・・。
最近は好き勝手言い過ぎて皆の目が怖いです・・・。
すいません・・・。

けれど、サンプルを作成したり、材料の配合を皆で相談して変えてみたりと、楽しく勉強が出来たと思います。
今後も技術向上の為、皆で精進していきたいと思います。

同好会お茶汲み係 鈴木邦明  との会話

鈴木:「ただいま。なにやってるの?」
社長:「トイレ壊してるの」
鈴木:「お前なぁ・・・はぁ~。んで何にするの?」
社長:「研ぎ出したい!!」
鈴木:「誰やるの?」
社長:「えっ?くにさんやってくれないの?」

いつも大体こんな感じです・・・。
なんだかんだで、皆社長に上手いことつき合わされます。はぁ~。
やると決めたら言う事聞かない、わがまま社長。
とりあえずやってみることにしました。


白は洗練されていて高級感が出ます。


モルタル研ぎ出し

— 鈴木研ぎ出し同好会(村松左官工業内)お茶汲み係  鈴木邦明 コメント —

ある日社長が「会社のトイレの床も研ぎ出しをやろう」と言い出しました。

先日やった工事の骨材の配合を変えてやってみる事になり、また少しずつ違う配合のサンプル作りから開始しました。
床は、社長が塗り付けや次の日の研ぎ出しを、自分も研ぎ出しに参戦。先日の工事の経験を活かし、1日掛かって完成させました。

場所が狭い上に便器や配管が付いていたりと、細かい所の研ぎ出しや、隅が欠けないようになど配慮も大変でしたが、石がきれいに出て艶も出た床に仕上げることができました。

社長のこだわりが思いっきり出たピカピカのトイレ!
代わりに、隣接の事務所は研ぎ出した粉で真っ白になりました・・・。